NodaMap キル


1994 NODA・MAP第一回公演「キ ル」
1994年1月7日 - 2月27日:シアターコクーン
出演:堤真一 / 羽野晶紀 / 渡辺いっけい / 鷲尾真知子 / 深沢敦 / 野田秀樹 他
作・演出:野田秀樹
衣裳:内藤こづえ
美術:堀尾幸男
この曲だったのか、ありがとうシャザーン!!!
「当たり屋けんちゃん」とか野田さんの戯曲小説を読みながら、
深夜に放送していたNHKの劇場公開番組を録画して何度も見て、
第三舞台や、東京サンシャインボーイズと共に、夢の遊民社に憧れた末に、
三重県からついに東京の劇場に行くことなく夢の遊民社は解散してしまって、
残念に思っていたら、野田地図の旗揚げ公演!!! 憧れのシアターコクーンへ。
大河ドラマなどのテレビで見たことある姿より、ずっと生き生きして見えた渡辺いっけい選手
どんなに小さくても声の存在感で、すぐに分かる鷲尾真知子女史
みんなの動きがスローになって、遊牧民の音楽が大きく流れて、
モンゴルの草原や、万里の長城の事を考えた、素敵な舞台セットと舞台衣装。
野田さんが、舞台の端の柱へ、「自〜由という字は〜」って言いながら
自由に直接なぐり書きしてて、面白かった。
この「キル」を見に行った日は、
東京に10年ぶりの大雪が降って、渋谷のモアイ像に雪が積もって、
シアターコクーンまで道玄坂を歩いて、文化村の中の本屋さんで散財して、
山手線の内回りか外回りかどっちかが止まって、
上野の国立西洋美術館のバーンズコレクションを見るために、
山手線でぐるっと1周遠回りして行った思い出。
この左下の男の子の絵葉書を買ったな、そういえば。
この写真を撮った方の情報によると、1994年2月12日だったのか。ありがたい。